軽減税率とは、
特定の品目の税率を他の品物に比べて低くすること。我が国では消費税率を10%に引き上げる際、低所得者(感覚的に年収300万以下、手取り16~20万)対策として食料品や新聞などが軽減税率の対象となり、税率は8%のままになっています。
2019年10月からはじまりますよ!!!!
対象品目はこちらを参考にしております。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/zeimokubetsu/shohi/keigenzeiritsu/pdf/01.pdf
平成28年4月 国税庁 (平成28年11月改訂) より
軽減税率対象品
- 新聞
適用される新聞は、週2回以上発行され、定期購読の契約をしているものに限る。
自宅に届く新聞は8%ですが、駅やコンビニエンスストアは全て10%に引き上げられる。 電子版も10%!?
- 精米、精肉、野菜、鮮魚、乳製品、菓子類、パン類
これは必要ですよね。わかります。
食べなければ死んでしまいます。
- アルコール1%未満のノンアルコールビール、ノンアルコールカクテル、みりんなど
逆に言うとそれ以外は10%これを機に飲酒量を減らしてみては??
- テイクアウト、学校給食、コンビニの弁当・惣菜
学校給食は8%なのに社員食堂は10%なんですか!!老人ホームの食事は8%
これを機にイートインがなくなるケースも多いらしくテイクアウトの境界線の線引きがややこしくなりトラブルが発生なんてこともありそうですね。
ちなみに購入時に課税されるためやっぱり店内で食べるってなっても差額の2%は請求できない。日本人のモラルが試されていますね。
- 出前、宅配ピザなどの宅配サービス
ウーバーイーツの需要が上がりそうですね。「お持ち帰りの容器」で提供されるため対象品になっているみたいです。
- ミネラルウォーター
こちらも納得できますしかし水道水は10%になるそう。ペットボトルにいれて販売する際はなんと軽減税率の対象品目に加わります。容器というものが重要になっているのでしょうか。
以上これらのことに対応すべく小売店、飲食店が対応に追われています。
混乱もしばらくあるでしょうが、ぜひ買い物や外食に行った際はそちらがわの立場の人の気持ちを考えてみてはいかがでしょうか?違った世界が見えてくるとおもいますよ。
税金制度は賢い人が作っている。その意味を考えましょう。