コロナウイルスが世界的に猛威を奮っていますね。
2020年4月14日も東京で160人以上の感染者が確認されました。
その中でも特に問題になっているのが、根拠の無い情報を広めてしまっているチェーンメール、いや今はチェーンLINEと言った方がいいのでしょうか?皆さんも回ってきて目にしたことがあると思います。震災、天災の際は流行りますよねチェーンメール。
危機感からすぐに人に回してしまったりするかもしれませんね、しかし、その情報が社会を狂わせてしまう可能性もあります。情報の根源がハッキリしていないものには注意しましょう!!!
今回は、実際に私にも回ってきたチェーンメールを2つほどを紹介したいと思います。
注意⚠ この情報に対する医学的な根拠は確認されていません。あくまでも、このような情報が出回ってます、このようなものが回ってきたら他の人には回さずに止めておいて欲しいなと思い紹介致しました。
1件目 日赤のドクター
知人の看護師さんからの情報です
✴️情報共有です、
新型コロナウィルスは、感染されても何日も症状が出ない場合があります。では、自身が感染されたかどうか、どう分かるのでしょう。咳と熱の症状が出て、病院に行った時は大体50%は肺が繊維化されていると考えられます。即ち、症状が出て受診すると遅れるケースが多いのです。
台湾の専門家は、毎朝、自身でチェックできる簡単な診療を提示してます。
深く息を吸って、10秒我慢する。咳が出たり、息切れる等、すごく不便なことがなければ、肺が繊維症状になってない、即ち、感染されてないということです。(注:新型コロナで悪化すると、肺胞の組織が繊維化して硬くなっていくようです。)
現在、既に大変な事態になってるので、毎朝、良い空気を吸いながら、自己診断をしてみてください。
また、日本のお医者さんは、とても有効なアドバイスをしてくれています。皆んな、常に、口と喉を濡らして、絶対に乾燥した状態におかないこと。15分毎に水を一口飲むのが良いそうです。ウィルスが口に入ったとしても、水とか他の飲み物によって、食道から胃に入ってしまえば、胃酸によりウィルスは死んでしまう。水分をよく取らない場合、ウィルスが気管支から肺に侵入してしまうので、とても危ないのです。
✳️出来るだけ沢山の人に拡散して下さい。
↓
✴️日赤医療センタードクターから
今、東京の日赤総合病院で働いていますが、この数日でコロナウイルス感染症の患者さんが急増しています。
私の病院のコロナ病床は満床になりました。
重症者もいます。
現場ではすでに医療崩壊のシナリオも想定され始めています。
正直、報道よりも一般のみなさんが思っているよりも、現実は非常に厳しいです。
近い将来、本来助けられるはずの命が助けられなくなる事態になりそうだと感じています。
今まで、どんな人でも少しでも生きたいという思いがあるのなら、全力で命を助ける医療をやってきました。
でも、このまま感染が拡大すれば、「助ける命を選択する医療」にシフトしなければならなくなります。
本当に悲しい。
だから、外出を控えてください、人と会わないでください。
感染を食い止める方法はこれしかありません。
生きていくための最低限の外出だけにしてください。
このメッセージを出来る限りの家族や友人にシェアしてください。
よろしくおねがいします。
2件目 ジョンズ・ホプキンス大学
友達がジョンズ・ホプキンス大学の感染症教授による非常に有益な情報を日本語に訳してくれました。
新型コロナのことがよくわかります。
〇ウィルスは生物ではなく、何層もの脂質(脂肪)でできた保護膜に覆われたにたんぱく質分子(DNA)です。
このウィルスが、眼・鼻または口の粘膜の細胞に付着すると、突然遺伝コードが変異し倍々方式で増え侵略します。
〇ウィルスは生物ではなくたんぱく質分子であるため殺すことはできませんが、自然に崩壊(減衰)します。ウィルスが崩壊する時間は温度、湿度、どこ(何)に付着したかにより違います。
〇本来ウィルスはとても壊れやすいのですが、脂質でできた何層もの膜に覆われていることが問題でこの脂質の保護膜を取り除く必要がでてきます。
脂質の保護膜を破壊することができる石けんや洗浄剤は有効(泡立ててこすり破壊)な訳です。破壊するためには石けんをたっぷりと泡立てて20秒以上こする必要があります。
保護膜を破壊することによりウィルスたんぱく質は自然に減衰し崩壊していきます。
〇熱は脂質を溶かします・・・25度以上の水で手や衣服、その他を洗うことが有効な理由となります。さらに温かい水は泡がより泡立つため、より有効となります。
〇アルコールとアルコールを65%以上含むものは脂質を分解します・・・特にウィルスの外側のたんぱく質の層を分解します。
〇漂白剤(塩素)1対水5の割合でプロテイン(たんぱく質)を破壊します・・・ウィルスの内側から崩壊させます。
〇過酸化水素水は石けん、アルコール、塩素の効果を長持ちさせます・・・過酸化水素はウィルスたんぱく質を破壊します。しかし、純過酸化水素水を使用する必要があり、皮膚を傷つける可能性があることに注意が必要です。
〇殺菌剤、抗生物質は役に立ちません・・・ウィルスはバクテリアなどの生物ではないので抗生物質で殺すことはできません。
〇服やシーツ、布などを振ってはいけません(使用、未使用にかかわらず)・・・表面に張り付いた状態では不活性なので勝手に時間がたてば分解するからです。しかし、これを振ったりハタキを使用すると、最大3時間空気中にウィルスが浮遊し鼻などに付着してしまいます。
― 3時間 (生地
― 4時間 (銅と木)
― 24時間 (段ボール)
― 42時間 (金属)
― 72時間 (プラスチック)
〇ウィルスは冷たい空気、寒い空間や家や車などエアコンがある場所では安定した状態で残存します。
また、湿気と暗さはウィルスの残存を促します。したがって逆に乾燥した暖かい、明るい環境は勢いを墜落させます。
〇紫外線ライトや光線はウィルスたんぱく質を破壊します。たとえば使用済みのマスクの殺菌には紫外線ライト(UVlight)を使用すると完璧です。但し、肌のコラーゲン(これもプロテイン)も破壊するので注意して下さい。
〇ウィルスは健康な肌を通り抜けることはできません。
〇酢(酢酸)は脂質の保護膜を破壊できないので有効ではありません。
〇スピリッツ、ウォッカも役に立ちません。
強いウォッカでもアルコール度数は40%です。ウィルスを破壊するには65%以上のアルコール度数が必要です。
〇アルコール65%以上のリステリンは役立ちます。
〇より狭く限られたスペースではウィルスも集中しているかもしれません。広い場所で換気がよければウィルスも少なくなります。
〇粘膜を触ったり、食べ物、鍵、ドアノブ、スイッチ、リモコン、携帯電話、時計、パソコン、机、テレビ、トイレなどを触る前にも、触った後にも手を洗わなければなりません。
〇頻繁に手を洗うことになるのでての保湿をして下さい。乾燥により生じる肌の小さなひび割れにウィルスが隠れ潜む可能性がありますから、厚めにハンドクリームを塗るのがお薦めです。
〇爪の中にウィルスが隠れるのを防ぐために、爪も短くしておきましょう。
―ジョンズ・ホプキンス病院―
これらのことに対する新聞記事も出ています。
静岡新聞 4/11より
新型コロナウイルス感染症が拡大する中、静岡赤十字病院の医師をかたり「医療態勢が崩壊する」などと不安をあおるメッセージが会員制交流サイト(SNS)などを通じ拡散され、同病院に10日、問い合わせが相次いだ。同病院は「メッセージとは無関係」と強調し、「信用しないでほしい」と呼び掛けている。
https://www.at-s.com/amp/news/article/health/shizuoka/755956.html
メッセージは「静岡、日赤病院のドクターから送られてきた」とした上で、「現場ではすでに医療崩壊のシナリオも想定され始めています」などと外出自粛やメッセージの拡散を呼び掛ける内容。静岡だけでなく、各地の日赤病院の医師をかたり発信されているとみられる。
静岡赤十字病院には同日だけで、電話やメールなどで少なくとも26件の問い合わせがあった。担当者は「本来の診療業務に関わる電話が妨げられている。問い合わせや拡散をやめてほしい」と訴えた。
情報の取捨選択を!!!!